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Column コラム

海外発!日替わりリレーブログ ワールドサッカー通信局
鈴木 達朗
ドイツ

ドイツ通信
~Probieren wir mal!~
(とりあえず、一緒にやってみよう!)

鈴木 達朗
宮城県出身。中学生からサッカーを始め、大学1年まで競技を続ける。サッカークラブも無い町で、一人でストライカーなどの雑誌を読んでは友人に薦め、「サッカーマニア」と呼ばれる少年時代を過ごす。中学では、クラブチームに所属。小学校で全国大会に出た選手たちを目の当たりにして、早々に挫折。頭を切り替えて、選手時代からコーチの目線で過ごす。学者になるつもりで渡った先のベルリンで、たまたま試合に誘われたクラブから、コーチになることを頼まれて、指導者になる。二足のわらじで大学も卒業し、現在に至る。タイトルは練習中に発する自分の口癖から取ったもの。
Webサイト:http://www.tatsurosuzuki.com/

ドイツ

■パウル・セグイン選手(20歳:VfLボルフスブルク、ドイツU-20代表候補)
インタビュー(後編)

2015.05.29

みなさん、グーテンターク! というわけで、今回がセグイン選手とのインタビューの最終回です。前回は実際にプロ選手としてどのような経験をしたのか、代表チームとクラブチームの違い、そして、育成年代のころの生活リズムについて話をしましたね。今回は、雑談を交えながら、日本人やアジア系の選手との接点などについてです。それでは、見ていきましょう。

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(Paul Seguin/パウル・セグイン選手。写真提供:VfL Wolfsburg)

――サッカーの試合は見るのは好き?

パウル もちろん、好きだよ。

――例えば、今日は (5月5日収録)?

パウル バイエルンが勝つほうにかけるね。(広報のハーン氏「バイエルンは明日だよ」)あ、そうか。ユーベ対レアルか…。じゃあ、ユーベかな。どちらかと行ったらユーベが好きだから。ファンというほどでもないけれど。

――なんで好きなの?

パウル えっと、わからないけど。守備的なサッカーが好きで、1対1を見るのが好きなんだ。

――ピルロもいるし?

パウル そうだね。彼がプレーするのもあるし、他にビダルとポグバの3人がそろう中盤はレアルよりも良いと思うよ。

――お手本になるような選手はいた?

パウル いや、誰もお手本にはしなかったよ。そういうふうに評価はしないんだ。

――でも、ボルフスブルクのファンなんだよね。

パウル もちろんさ。子どものころからプレーしてきたんだからね。

――ボールボーイをやったことはある?

パウル もちろん。僕もやったよ。

――それはいつごろ?

パウル 14歳かな……。

――そうすると2009年か……優勝した年だね。

パウル ああ、そうだ! 優勝した年だった。

――じゃあ、長谷部(誠)選手もいたと思うんだけれど、当時はトップチームと何かしらのコンタクトはあったの?

パウル いや、それほどのものはなかったかな。

――試合の間、プロの選手たちはどうだった?

パウル うーん、ときどき「速くしろ!」と叫ぶぐらいで、それぐらいだったかな。

――状況によって……。

パウル そうだね。もし僕らのチームがリードしていて、相手チームのボールだったら、ゆっくりしたりね(笑)。

――戦略的にね(笑)。

パウル そうそう(笑)。

――そうして今は、君がピッチ上に立っていて、ボールボーイがグラウンド脇に立っていて……そして彼に叫ぶ。……そんな状況がやってくるわけだね。

パウル ああ、まあ……(笑)。いやいやいや、叫んだりしないよ。

――日本人と対戦したことは?

パウル 一度日本代表と対戦したことがあるな……。1、2年前のことで……。どこかのクラブチームとの対戦をしたかは……、全然思い出せないな。でも、何かのトーナメントでU-18日本代表と対戦したのは確かだよ。

――デュッセルドルフ?

パウル いやあ、わからないな。

――何か印象はある?

パウル うん。彼らはみんな小さくて、キレがあるね……。そして、日本人はいつも素早くて、小回りも効く。うん、そういう印象かな。

――ということは、彼らの強みは中盤ということになるのかな。

パウル そう、そのとおり。

――結果は?

パウル 覚えてないな…(笑顔)。

――アジア系の選手はレギオナルリーガ(4部)でもプレーしているの?

パウル うん、何人かいるね。名前までは分からないけれど、韓国人や日本人がいるね。

――彼らに対する印象は同じように、小柄で素早い?

パウル そうだね。

――彼らとの対戦は難しい?

パウル まあね。彼らは、守る側にとって見ると、ときどき気味が悪いね。あまりにもすばしっこすぎるよ。

――好きな言葉やモットーはある?

パウル ……うん。僕は何かを成し遂げるための意志を持ち続けたい。何か障害にぶつかったとき、僕はそれでも続けてきた。サッカーでは、意志があれば何かしらやってのけることができるんだ。……うん、そうだね。

――サッカー選手のキャリアの後のことを考えるときはある?

パウル ないね。今のところは、サッカーだけだね。僕はまだ若いし、先のことには気が向かないな。

――海外でのプレーは?

パウル いや、まずはここのことだけだね。これまで、一度も海外のことは考えたこともなかったよ。ドイツ、ボルフスブルクでポジションをつかみたいんだ。

――移籍するかは別にして、どこか好きな国外のスタイルはある?

パウル ないかな。特別ないね。ブンデスリーガは魅力的なリーグだよ。だったら、まずはそこで何かしらやり遂げないとね。うん(笑)。

――OK。ありがとう!

パウル どういたしまして!

 

セグイン選手、父親が旧東ドイツの有名選手ということもあって、お手本となる選手を聞いたときに、強い拒否感を示していました。インタビュー用の資料を探していたときに、地元紙やビルトなどには父親のことがお手本のように書かれていたので、今回はセグイン選手の本音が出たのかな、と思います。その後、また雑談になり、リラックスしてくれましたが、インタビューの難しさも感じられました。そういうところも含めて楽しんでもらえれば、うれしいです。

とにかく僕自身も経験を積んでいかないと始まらないので、できれば定期的にいろんな選手に話を聞く機会を設けていきたいと思います。

今回はこれまでです。それでは、チャオチャオ!

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