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中田 貴央
オランダ

オランダ通信
~De weg naar voetbal
specifiek fysiotherapeut~
(サッカーに特化したフィジオセラピストへの道)

中田 貴央
1989年10月5日生まれ。東京都出身。
2012年3月に昭和大学保健医療学部理学療法学科を卒業後、「サッカーに特化したフィジオセラピスト(理学療法士)」になるためにすぐに渡蘭。オランダのフィジオセラピストへの資格の書き換えに向けてThim Hogeschool voor Fysiotherapieで勉強中。2013/14シーズンより、オランダアマチュアリーグ2部のVSV Vreeswijk U-18にフィジオセラピストとして帯同しています。オランダのトップコーチとしても知られているレイモンド・フェルハイエン氏が提唱した「サッカーのピリオダイゼーション理論」にも興味を持って勉強しています。
NSCA-CPT(National strength and conditioning association公認 パーソナルトレーナー)

オランダ

■1点

2014.10.28

オランダ2部リーグ(ジュピラーリーグ)も11節が終わり、今シーズンから帯同しているFC Den Boschは11位につけています。大津祐樹選手が所属するVVV Venloは他のチームの勝敗結果によって変動があるものの、8位となっています。

首位のNEC戦に始まり、3連敗しているFC Den Boschにとって、24日のFortuna Sittard戦はとても大事な一戦でした。監督とチームマネージャーが前節に審判への抗議の結果、退場処分となりベンチに入れないというチームにとって苦しい状況の中、試合がスタートしました。

試合が始まってみると、不用意なミスを連発し決定機を何度も作られ、ディフェンスラインへのプレッシングもうまく機能していない状態で、選手のフラストレーションもベンチサイドの焦りもピークに達したところでハーフタイムに入りました。

ハーフタイムでは、アシスタントコーチが戦術の修正を試みていましたが、選手の意見との対立が生じ、試合でのフラストレーションから数人の間で口論になり、まさに雰囲気は最悪。

自分自身もチームを見ていて、チームが崩壊してしまうのではないだろうかととても心配になりました。

しかし、後半が始まると、48分にはサイドの突破からクロスがあがり、待望の先制点!!!!

この瞬間にチームの雰囲気は180度変わり、選手がより激しくプレスに行く、長い距離のスプリントからチャンスを作ろうとするなど、全員が勝利に向かってハードワークをしているように感じました。

試合が終わってみると、1-0での勝利、ロッカールームでは勝利の喜びを全員で分かち合いました。

その中で、昨年チームキャプテンを務めた経験がある選手がいっていた言葉が、とても印象に残りました。

「1点ですべてが180度変わる、それがサッカーだ。」

ハーフタイムまでのチームの状況は崩壊を予感させるぐらいのものでしたが、後半開始直後の1点によってすべてを立て直し、勝利を収めることができました。

すべてのチームが戦術やコンディショニングなど、できる限りの準備をして試合に臨みますが、常にうまくいくという保証はどこにもありません。

この試合に帯同しながら、すべてを変えた“1点”を肌で感じることができたことは、今後素晴らしい経験として生かされると思います。

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