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中田 貴央
オランダ

オランダ通信
~De weg naar voetbal
specifiek fysiotherapeut~
(サッカーに特化したフィジオセラピストへの道)

中田 貴央
1989年10月5日生まれ。東京都出身。
2012年3月に昭和大学保健医療学部理学療法学科を卒業後、「サッカーに特化したフィジオセラピスト(理学療法士)」になるためにすぐに渡蘭。オランダのフィジオセラピストへの資格の書き換えに向けてThim Hogeschool voor Fysiotherapieで勉強中。2013/14シーズンより、オランダアマチュアリーグ2部のVSV Vreeswijk U-18にフィジオセラピストとして帯同しています。オランダのトップコーチとしても知られているレイモンド・フェルハイエン氏が提唱した「サッカーのピリオダイゼーション理論」にも興味を持って勉強しています。
NSCA-CPT(National strength and conditioning association公認 パーソナルトレーナー)

オランダ

■日本からオランダ理学療法資格の書き換え

2014.6.9

今回は、日本で理学療法士の国家資格を取得している方の、海外挑戦に向けた情報を書きたいと思います。

現在、日本人でオランダの理学療法士(フィジオセラピスト)のライセンスを取得している方は2人います。フェイエノールトでフィジオセラピストとしての経験を持ち、オランダ徒手療法の普及に力を注がれている土屋さん。そして、オランダのスポーツクリニックに勤務しながらサッカーのピリオダイゼーション理論のスペシャリストとして、WFA(World Football Academy)でセミナー講師をされている相良さんです。

この2人の先生方は、日本で理学療法士養成校を卒業していないので、オランダの教育(4年間)をすべて修了して、オランダの理学療法士の資格を取得されました。

しかし、日本で理学療法士資格を取得している場合はどうなるのでしょうか?

2012年に渡蘭し、1日でも早く臨床・サッカー現場でプロとして責任を持った仕事がしたいと考えて模索し続けて見つけた道、それが“資格の書き換え”です。自分自身まだこのプロセスの途中なので、確定的なことはいえませんが、うまくいけば2年で日本とオランダのダブルライセンスを持つ理学療法士(フィジオセラピスト)として働けるということになります。

オランダの理学療法資格はMinisterie van Volksgezondheid, Welzijn en Sport(スポーツ健康福祉省:)という機関で管理されています。

img_01

https://www.bigregister.nl/en/
詳しくはこちらの英語ページを読んでいただければと思います。

手順としては、
1. 必要書類を記入して、担当機関に提出する。
2. 約6カ月間のアセスメント期間
3. AKV-toets (英語、オランダ語、ICT能力、オランダ語での医療表現に関するテスト)
4. 最終審査

*オランダでは毎年のように手順・審査システムなどが変わってしまうので、しっかりと情報収集をする必要があります。個人的には、数年以内に医師・歯科医・看護師に適応されている専門性テストが最終審査の前に追加される可能性が高いと思います。すべての審査が終了して結果を得るには、1年半もの時間が必要になります。オランダでも理学療法士は国家資格なので、とても慎重な審査をしているようです。

現在、最終審査が終了して結果を待っている状況ですが、自分の結果が1つの指標としてとらえられるようになればより現実的に検討できるようになると思います。

もちろんオランダで仕事をしていくということは、オランダの理学療法の基礎をしっかりと理解している、そしてオランダ語ですべてのコミュニケーションが円滑に行えるということが前提条件になります。

「オランダのメディカルスタッフ」でも書きましたが、サッカーに特化した理学療法(フィジオセラピー)を学ぶには素晴らしい環境だと思います。

サッカー選手の海外移籍が当たり前になった今、メディカルスタッフとして海外でレベルアップしていきたいと考えている方に役立つ情報になればと思います。

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