これはフットサルのGK(フットサル用語ではゴレイロ)が、練習時に使う器具です。
例えばシュートをセービングする練習のときに、これにタッチしてからシュートを受ける、という使い方をします。
ほかにも工夫すればさまざまなパターンで使えます。
①これを前方に置いてタッチしてから、コーチがループシュートをし、ゴレイロは戻りながらこのシュートをセーブする。
②フィジカル練習。反復横飛びやシャトルランのときの目印、そしてタッチしてから次へ向かうためのポイントとして使用。
ゴレイロだけでなくフィールドプレーヤーも使えますね。
この器具を実際に使っている主な海外フットサルチームとしては、ブラジルのコリンチャンスや、スペインのバルセロナなどがあります。
フットサルワールドカップの最多優勝はブラジルの5回、2位がスペインの2回という事実を鑑みると、小さな割合としても1つの要因にはなっている可能性もあります。
この器具はフットサルではよく使うものなのかも知れませんが、サッカーでも応用できそうです。
よくサッカーでは小コーンなど使っていたりしますが、こちらの器具のほうが実際のボールに近いですし、実際の試合に近いイメージで練習効率が上がるのではないでしょうか。
日本では全くない、というわけではないと思いますが、サッカー界を見てみるとまだまだ完璧には浸透しきれていないものでもあります。
購入には費用の問題もありますが、代用品を自分でも作れそうな気はします。
是非検討してみて下さい。
ちなみにこの器具を使っているコリンチャンスは、今年ブラジル全国大会を優勝しました! |