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平安山 良太
ブラジル

ブラジル通信
~Futebol arte“王国にGingaを探す旅”~

平安山 良太小学生よりサッカーを初めるが、ケガにより早期挫折。若くして指導者の道へ。日本で町クラブ、部活、Jクラブで幼稚園~大学生まで幅広く指導者として関わり学んだ後、海外へ。東南アジアのプロクラブや代表チームで研修の後、ブラジル1部リーグのAtlético Paranaenseでアシスタントコーチを務めた。2014年5月からはクラブワールドカップでも優勝したSC Corinthiansでアシスタントコーチを務めるかたわら、日本に向けて情報発信を始める。2015年10月からはAvai FC、2016年前半はJ3のFC琉球通訳、後半からはコリンチャンス育成部に復帰。ペルーやアルゼンチンなどにも顔を出す。
twitter:@HenzanRyota
mail:ryota_henzan@yahoo.co.jp

ブラジル

■オリンピックだけじゃない!
Jリーグ選抜や鹿島も参加したリオのジーコ杯は、意外な結果に!?

2016.09.20

リオオリンピックが閉幕し、パラリンピックがスタートしました。

そして、世界が注目する一大イベントの裏で、実は中学生年代の面白い大会が開催されていたことをご存知ですか?

日伯友好カップ、通称"ジーコカップ"と呼ばれる大会で、オリンピック会場から車で15分程度の距離で熱戦が繰り広げられました。

会場名もジーコサッカーセンター。中にはジーコ博物館もありました。

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大会優勝はサントスFC。決勝でボタフォゴを1-0で破りました。

MVPに輝いたホドリゴ選手、得点王のユーリ選手は、4年後の東京オリンピックで活躍することもあるのか!? 彼らを覚えていてもいいかもしれませんね。

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気になる日本勢ですが、今大会にはJリーグ選抜、鹿島アントラーズJY、鹿島アントラーズつくば、鹿島アントラーズノルテが参加しました。

Jリーグ選抜には名古屋グランパスの下部組織時代の選手や指導者の方がいて、応援にも気持ちを込めていたのですがグループリーグ敗退。鹿島の3チームでも鹿島アントラーズJYのみが決勝トーナメントへと駒を進めました。

20チーム中8チームが決勝トーナメントに進みます。

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鹿島アントラーズJYは準々決勝でアトレチコ・ミネイロと対戦。個人技に勝る相手を組織で粘り強く迎え討ち、スコアレスのまま延長戦へ。延長戦でも一進一退の攻防は続きましたが、試合のラストで2失点。惜しくもベスト8でした。

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GKの山田大樹選手は大会最優秀GK賞も受賞するなど、安定感抜群でした。

現在お世話になっているコリンチャンスは今大会には不参加。その代わり昨年お世話になっていたアヴァイFCのメンバーと再会することができました。感動的な再会だったのですが、ろくな写真を撮って無かったのが残念(笑)。

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アヴァイFCのメンバーからJリーグ選抜や鹿島3チームの感想を聞くことができたのですが、揃って高評価でした。特に組織力や丁寧さなど、日本らしい面を評価されていました。

ただし日本チームは毎年ほぼグループリーグで全滅、ベスト8に残った今大会は良かったほう。もちろん育成年代ではありますが、結果という点では来年度以降にまた一矢報いることを期待したいです。

他クラブ、それも育成年代のカテゴリーの選手についての批評は慎重になる必要はありますが、個人的には、
(1)攻撃時
・ゴール前でのフェイントを意図的に増やす。
・ゴール前の迫力を増す。
(2)守備時
・組織的に守っているものの、細分化した1人1人の怖さが足りない。
・コースを切るだけでなく、1人でも奪いきる強い守備。
・球際の勝負の増加。
があると今後さらに良くなっていくのではないかと感じました。

これは僕が常日頃から感じている日本サッカーの伸びしろだと感じていることで、決して今回の4チームだけに当てはまることではありません。ただ、今大会でブラジルクラブと直接対決したことで、私にはより明確にプレーの違いが見られました。

選手たちにとって、何か感じたことがあればそれは大きな収穫だったのではないでしょうか。この収穫を忘れないためにも定期的に海外チームと試合できる環境を我々指導者は整備していきたいですね。

海外に住んでいる身としては、1度や2度の海外試合経験はないよりずっとずっといいですが、それでも住むよりはどうしても得られるものは表面をすくった程度の薄いものになってしまいますし、少しずつ忘れてしまうと考えます。

その子どもたちの海外経験の場を作る一端を担えるように、私もブラジルで頑張りたいと思います。

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インドのFCゴアで監督を務めるジーコ氏。FCゴアはブラジル遠征中。

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ジーコ博物館

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ブラジルサッカー協会(CBF)は、リオオリンピック優勝を記念して金メダルを掲げています。

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