GAKKEN SPORTS BOOKS 最新版サッカールールブック
最新版
サッカールールブック
監修: 高田静夫
著: 三村高之
とっつきにくいサッカールールの内容を、日本人が理解しやすいようにジャンル分けして構成。判定の難しいケースもイラストを多く使って、簡単にわかるように解説。「日本でいちばんわかりやすいルールブック」の最新版。何かあったときに簡単に調べられる。
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ホルヘ・三村

南米通信 ~ラ・ビダ・デ・ホルヘ~

ホルヘ・三村
1960年10月23日生まれ。東京都出身。元々の南米サッカー好きが、89年のコパ・アメリカ取材を契機に沸騰。91年、気がつけば職を捨て、単身エクアドルに立っていた。現在はアルゼンチンのブエノスアイレスを拠点に、コパ・リベルタドーレス、コパ・アメリカ、ワールドカップ南米予選や各国リーグを取材している。そのかたわら、酒を中心とした南米各国のナイトライフにも造詣が深い。というよりそれに溺れ、酒とサッカーの日々を送っている。

アルゼンチン

■ハッピーバースデー

2015.11.10

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 10月23日はホルヘの誕生日。というわけで、サッカーやタンゴ関係でブエノスアイレスに滞在している日本人3名を家に招いて飲み会を開催した。以前はしばしば家に客人を呼んでいたが、このところ億劫になり、昨年は一度もやらなかった。しかし1カ月ほど前に送別会を我が家で開いたのを機に、再び居酒屋ホルヘが動き出した。日本でも一人暮らしだと野菜不足になりがちだが、海外では特にそうなる。欧米はさておき、野菜の種類が少なくレパートリーが限られ、レストランでの付け合わせはサラダかポテトフライ、あとはマッシュ・ド・カボチャくらい。

 そこでホルヘは、野菜多めのヘルシーメニューを作った。ホウレンソウの胡麻和え、インゲンの胡麻和え、ナスのソテー、アスパラのガーリック炒め、野菜たっぷり焼きそば、だし巻き卵、手羽先の香味焼き、豚のミソ焼き、カニクリームコロッケの計9品。作りすぎかと思ったが、ほぼ完食となり主客ともに満足となった。

 この誕生日でホルヘは55歳になった。独り者だしダラダラ生きていても仕方ないので、かねてより希望寿命は65歳くらいと思っていた。実際に不摂生な生活を送っているので、この希望は叶う可能性が高い。しかし55歳になると、当然のことながら65歳というのは10年後だ。一般的には、10年後というのはかなり先のことに感じる。たとえば、「○○高速道路が10年後に開通予定」などという話を聞いても、遠い先のことだと思うのが普通だろう。悪さをして懲役10年の判決を受けたら、その10年はさらに長く感じ、お先真っ暗になるに違いない。

 しかし、寿命があと10年となると、「えっ、10年しかないの」という感じになる。小学4年生の人生と同じ長さなのだ。今までは漠然と、65歳くらいで死にたいと考えていたが、実際にあと10年となると、なんだか現実味を帯びて未練心が湧いてくる。ということで、年金も受け取りたいことだし、希望寿命を68歳に伸ばすことにした。

 歳を取るとあちらこちらにガタがくるが、これは人間に限ったことではない。「形あるものはみな壊れる」というように、品物だって古くなればガタがくる。先日、台所の流しの下を開けると、中が水で濡れていた。実は、その10日ほど前にも同じことがあった。流しは二槽式というのか、シンクが二つある。そのうち一つの排水管に穴が開き、そこから水が漏れていたのだ。型番などは不明なので、それを外してお店で同じものを買い、取り付けたのが10日前。それなのにまた濡れているので、取り付け方が拙かったのかと思ったが、今度は別のところから漏っていた。今回は、二つのシンクの排水を1本にまとめ、それを排水管につなげるところから水滴が落ちている。同時期に設置されたゴム製のパイプは、歳を経てほぼ同時にガタがきたのだ。

 10日前のパイプは、ゴムが劣化して穴が開いていた。そこで、またしても水漏れしているパイプを外しにかかった。するとそこで、本来はしっかりと止めてある金属リングの留め金が、若干緩んでいることに気がついた。ひょっとすると、水漏れの原因は穴でなく、緩んでいたせいかもしれない。ともかくそのL字型のパイプを完全に外し、穴があるかどうか見てみた。しかし蛇腹状になっており、目視ではわかりづらい。そこで、「水を入れてみればいいんだ」と思い、蛇口をひねって勢いよく水を出した。排水パイプを外したシンクに水を流したらどうなるか、誰でもわかることだ。水はそのまま流し台の下に落ち、さらには台所の床を広範囲にわたって浸食した。家庭内水害である。たった今、自分で排水パイプを外したのに、それを忘れて蛇口をひねるとは、何という間抜けなことか。まさか、これほど脳が老化していたとは。この調子だと、たとえ68歳まで生きられても、完ぺきなボケ老人になっていることだろう。

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