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道言 栄太
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~me sinto o português futebol~

道言 栄太
鹿屋体育大学在学中。18歳のときから指導を始める。常に“世界で活躍できる指導者”を目標に掲げ活動し、早10年目。これまでキッズから大学生まで幅広い年代の指導に携わる。その中で目標を達成するために必要だと感じたのが他の指導者との差別化である。過去には、1年間のイタリア留学の経験がある。今回のポルトガル留学では、大学、グラウンドそしてスタジアムで多くの経験を積み、新たなサッカー感を養い独自の指導法を生み出すことが目的である。
Twitter: @eitadogon

ポルトガル

■FCポルトサッカースクール

2017.11.22

みなさんこんにちは。私は先日フランスのリールで行われた日本代表vsブラジル代表の試合を見に行ってきました。海外で日本代表を応援する機会というのは初めてでしたので、とても貴重な体験をすることができました。現地には多くの日本人ファンが集い、アウェー感がほとんどなく、遠く離れたフランスでもホームのような応援がこだまするスタジアムに感動を覚えました。が、同時に、前半途中からブラジルにあしらわれ、点差以上の敗戦という評価をよく耳にするこの試合をスタジアムで応援している身としては、非常に悔しさを痛感する試合になりました。

話は逸れてしまいましたが、今回のコラムでは現在指導に携わっているFCポルトのサッカースクール(施設)に関して書いていきたいと思います。FCポルトのサッカースクールは、ポルト市内のクラブが所有する施設で、平日は毎日行われております。この施設では、午前中にU17とU16がトレーニングし、夕方はU15、そして午後6時からスクールが始まります。スクールとはいっても、チームとして大会に参加しているカテゴリーもあり、日本のサッカースクールと下部組織の中間のような感じだと思います。特に練習を見させてもらっているU13の選手たちは技術も優れ、練習への集中力も非常に高いものがあります。

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この施設に初めて足を踏み入れたときに日本との違いを感じました。まずは、グランドの広さと多様性です。グラウンドは人工芝のコートが2面あります。低学年の選手たちは屋根付きのグラウンドでプレーし、高学年に上がると広いピッチでトレーニングします。

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そして、この施設には土のグラウンドもあります。週1回は低学年のカテゴリーがこのグラウンドでトレーニングしています。

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次に感じた違いは、ゴールの数が多いということです。日本では、コーンを並べたドリブル練習などの技術練習がこれらの年齢の選手たちの指導にはよく導入されていると思います。ですが、ポルトガルでは最初の練習からゴールを設置したトレーニングが多いため、すべてのカテゴリーでゴールの奪い合いにならないように大、中、小と大きさの違うゴールがたくさん用意されています。このようなトレーニングの積み重ねが、ヨーロッパと日本の選手のゴールへの意識の違いを生んでいる要因の一つであるのではないかと感じました。

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このほかにも、最上階には練習中の子どもたちを見渡せるカフェがあり、保護者も安心して子どもたちを送り出すことができます。グラウンドの周りには観客席もあり、ミニスタジアムのような錯覚に陥ります。
グラウンドだけではなく、さまざまな角度から建てられたこの施設にFCポルトの深さに感じながら、日々指導に携わらせてもらっています。これからもこの素晴らしい環境で多くのことを学んできたいと思います。

※編集部追加

ポルトがわざわざ土のピッチを作っていることの理由が知りたかったので、道言さんに問い合わせてもらいました。

「土のグラウンドを作った理由は、2つあるそうです。

1つ目は、土のグラウンドだとボールが弾みやすくコントロールが難しいため、テクニックの向上が見込めること。
2つ目は、そこまで大きくないグラウンドですので、フットサルのように短距離のダッシュが増え、強度の高い練習が行えるから。

以上の理由のため、土のグラウンドが使われているそうです。」

とのことでした。

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