サッカーメンタルQ&A VOL.12

2015年06月26日

「誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング」の著者、笠原彰先生が、サッカーに関わるメンタルの悩みに答えます。


ゴールを決めるには、どのような気持ちでいるのがいいでしょう?


練習や考えを工夫して、自信がついてくるようにしましょう。

ゴールを決めるという、強い気持ちは大切です。しかし強い気持ちで蹴ったからといって、ゴールできるとは限りませんし、強い気持ちを維持することに集中するあまり、本来すべきプレーがおろそかになってしまうことがあります。

(1)蹴りたいところへボールを蹴る練習
本田圭佑選手は、ハードなランニングをしたあと、ゴールポストに3回当てるまで、帰らないという練習をすることがあるそうです。これは「疲れきったときでも、蹴りたい場所にボールを蹴れるようにする」練習でしょう。

元日本代表の中田英寿選手は、練習のとき、外しても構わないから、徹底してサイドネットにシュートする練習をしていました。

このように、気持ちをどう持つかよりも、練習に工夫をするという行動が大切です。

(2)得意なゴールシーンを多く持つ
岡崎選手は、「ヒザから上は、すべてヘディング」という練習をしていました。

・ヘディングシュート
・ミドルシュート
・利き足とは逆足でのシュート

など、自分の得意なゴールシーンを数多く持つことは、自信の根拠につながります。

(3)味方を生かす
サッカーは、自分がボールを持っている時間は、1試合の中で、2、3分程度といわれています。この2、3分でゴールを決める必要がある一方で、それ以外の時間は、歩いたり走ったり、ボールを持っていない時間です。

ゴールするのは、フォワードだけではありません。自分がフォワードであったとしても、場合によっては、味方のミッドフィルダーがゴールしやすいパスや動きをすることで、逆に、どのようなパスだったらゴールしやすいか、味方にわかってもらうことができます。つまり、自分のしてほしいことを相手にしてあげることで、自分もシュートしやすくなるわけです。

こうして練習や考え、行動を工夫することで、シュートに対して自然と自信がつくようにして、ゴールを決められるようにするといいです。

※悩み・質問募集します。
不安、緊張、焦り、怖いことなど、練習や試合で感じていることをどんどん質問してください!
例)
・ボールが来るとあわててしまう。
・キックオフ直前で緊張してしまう。
・先に点を取られると焦りが出てきてしまう。
・1点差で負けることが多い。
・(DFなのだが)FWが突進してくると「抜かれたらどうしよう」不安になって体がうまく動かない。
・試合で練習どおりのプレーができない。
・集中していないといわれる。
などなど。

件名に「サッカーメンタルQ&A」と入れて、
striker@gakken.co.jp
までお送りください。お送りいただいたものを編集部でピックアップし、Q&Aとして記事に採用させていただきます。

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