サッカーメンタルQ&A VOL.5

2015年02月03日

「誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング」の著者、笠原彰先生が、サッカーに関わるメンタルの悩みに答えます。


よくマークを外し、「集中力がない」といわれます。


マークする相手を、ながめるような感じで集中しましょう。

集中力とは、必ずしもマークする相手にピッタリつくことだけではありません。相手はボールやポジションを見ながら動きますから、それに集中していると、どうしても1歩遅れがちになり、結果としてマークを外してしまいます。

視野を広くした集中力を身につけることが大切です。マークする相手を見ながら、それ以外の相手やボール、味方の位置も視野に入れておきます。

同時に、チームメイトの声をよく聞くようにします。特にゴールキーパーからの声は、全体がよく見えているので、よく聞くようにします。

そのためには、顔を常に動かすことです。目だけを動かしているとどうしても視野が狭くなり、マークする相手に集中はしていても、遅れて動くことになるので「集中力がない」ように見えてしまします。実は「集中力がない」のではなく、「視野の広さ」が問題だと思われます。

まず、ゲームがゆっくり動いているときは、ピッチの4つの隅をチェックしましょう。そうすることで、ピッチ全体を見わたすことができ、相手と味方の位置をチェックできます。

ゲームが動いてきたら、マークする相手を視野に入れ、ながめるような感じで動きを見ます。目に力を入れて、相手をにらむような感じで見ていると、目や肩に力が入り、余計な緊張を生んで、体の動きも悪くなります。

また、戦術の準備も必要です。

・誰が飛びこんできそうかチェックする
・自分の背後にボールを蹴られる
・1対1になったときの対処

など、次の動きを予測するには、事前に十分な戦術を練り、パターンを自分のものにしておくことも大切です。

このような準備をすることで、自信がつき、余分な緊張を取り除いて、ながめるような感じで、マークする相手を見ることができます。

※悩み・質問募集します。
不安、緊張、焦り、怖いことなど、練習や試合で感じていることをどんどん質問してください!
例)
・ボールが来るとあわててしまう。
・キックオフ直前で緊張してしまう。
・先に点を取られると焦りが出てきてしまう。
・1点差で負けることが多い。
・(DFなのだが)FWが突進してくると「抜かれたらどうしよう」不安になって体がうまく動かない。
・試合で練習どおりのプレーができない。
・集中していないといわれる。
などなど。

件名に「サッカーメンタルQ&A」と入れて、
striker@gakken.co.jp
までお送りください。お送りいただいたものを編集部でピックアップし、Q&Aとして記事に採用させていただきます。

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