サッカーメンタルQ&A VOL.4

2015年01月26日

「誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング」の著者、笠原彰先生が、サッカーに関わるメンタルの悩みに答えます。


大事な試合で緊張して、体がうまく動きません。


緊張を落とすことより、試合に集中するスキルを身につけましょう。

一流プロでも大事な試合では緊張しますし、実際、本田圭佑選手もワールドカップ予選でのPKでは、ものすごく緊張した! といっていますが、得点しています。

注意配分理論という考え方によれば、「緊張するから体が動かない」というのは、自分の心が、自分の内側に向いているせいだといいます。つまり、「緊張しているからいいプレーができない」のではなく、緊張していることそのものに集中してしまったり、緊張そのものをなくそうとしていることに原因があるのです。

自分の心を外に向けましょう。

自分の緊張の目盛を最高100として、今の緊張のレベルが80だとしたら、75くらいまで、5つ落とせれば十分です。緊張はゼロになることはありません。ゼロにならないものを無理にゼロにしようとするから、試合に集中できないのです。試合に集中できないから、体がうまく動かなくなるのです。

では、緊張していても、よいプレーをするには、どうしたらいいでしょうか?

それには、前回お話した「セルフトーク」を準備しましょう。セルフトークとは、「自分へのいい聞かせ」です。緊張してきたとき、

「緊張が来たから、オレ、ゴール決めちゃうんだろうな~」
「緊張が来たから、本気モードに入ってきたぞっ!」
「緊張が来たぁ~! よ~し、体が軽くなった!」

など、緊張を味方につける言葉を準備しておきます。「準備」が大切で、本番で、「あれ?何をいうんだっけ?」と思っていてはダメですから、セルフトークは、何回も繰り返しトレーニングしないと身につきません。

戦術に関するセルフトークも有効です。勝つためにこういう動きをしよう、こういう戦い方をしようなどと本田選手が実践したように、呪文のようにセルフトークします。

※悩み・質問募集します。
不安、緊張、焦り、怖いことなど、練習や試合で感じていることをどんどん質問してください!
例)
・ボールが来るとあわててしまう。
・キックオフ直前で緊張してしまう。
・先に点を取られると焦りが出てきてしまう。
・1点差で負けることが多い。
・(DFなのだが)FWが突進してくると「抜かれたらどうしよう」不安になって体がうまく動かない。
・試合で練習どおりのプレーができない。
・集中していないといわれる。
などなど。

件名に「サッカーメンタルQ&A」と入れて、
striker@gakken.co.jp
までお送りください。お送りいただいたものを編集部でピックアップし、Q&Aとして記事に採用させていただきます。

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