サッカーメンタルQ&A VOL.3

2014年12月17日

「誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング」の著者、笠原彰先生が、サッカーに関わるメンタルの悩みに答えます。


監督に注意されてびびってしまいます。
どうしたらいいですか?


アイ・コントロールとセルフトークで
すぐに次のプレーに集中しましょう

切り替えのテクニックを身につけましょう。

監督の言動に必要以上に注意を向けてしまうと、次のプレーがおろそかになってしまったり、同じミスを繰り返してしまう可能性があります。失敗してしまったプレーは、後戻りはできないので、すぐに切り替える必要があります。

特にミスした直後に、監督をチラ見する、監督の注意に耳を傾けてしまうなど、このように意識的ではなく、思わず注意を向けてしまうことを受動的注意といいます。この受動的注意を「能動的注意」に変えていく必要があります。能動的注意とは、意識的に注意を向けることです。

メンタルトレーニングには、「アイ・コントロール」というテクニックがあります。文字どおり視線のコントロールです。ミスした後は、意識的にアイ・コントロールして、どこを見るかを決めておきます。

・顔を振って選手たちを見る、
・コーナーフラッグやゴールポストを見る

など、あらかじめ見る場所を決めておき、それを見て集中します。その見る場所を「フォーカルポイント」といい、どこでもいいので、「それを見ると、自分が再度試合に集中できるポイント」を決めておくのです。

次にセルフトークといって、自分へのいい聞かせの言葉を決めておきます。例えば、「よし、次はうまくやるぞ、次、次!」などです。「失敗しない」など「○○しない」という否定型をいってしまうと、いった瞬間に過去の失敗と現在を比較してしまうので、いうなら肯定形のセルフトークを準備しましょう。

サッカーの試合は常に流れていますから、反省は後回しにして、すぐに切り替えて次のプレーに集中することが大切です。失敗はどんな一流プロにもありますから、失敗から何秒で切り替えられるかが、次のよいプレーにつながります。

アイ・コントロールとセルフトークで、すぐに次のプレーに集中することを心がけることで、ビビってしまうこともなくなります。

※悩み・質問募集します。
不安、緊張、焦り、怖いことなど、練習や試合で感じていることをどんどん質問してください!
例)
・ボールが来るとあわててしまう。
・キックオフ直前で緊張してしまう。
・先に点を取られると焦りが出てきてしまう。
・1点差で負けることが多い。
・(DFなのだが)FWが突進してくると「抜かれたらどうしよう」不安になって体がうまく動かない。
・試合で練習どおりのプレーができない。
・集中していないといわれる。
などなど。

件名に「サッカーメンタルQ&A」と入れて、
striker@gakken.co.jp
までお送りください。お送りいただいたものを編集部でピックアップし、Q&Aとして記事に採用させていただきます。

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