MS&ADカップ2016
~九州 熊本震災復興支援チャリティマッチ がんばるばい熊本~
U-23日本代表-ガーナ代表

2016年
05月13日

松岡健三郎(本誌)取材・文・写真

2016年05月11日(水)19:15キックオフ
佐賀県・ベストアメニティスタジアム/観客11,038人/試合時間90分
U-23日本代表
3 3-0
0-0
0
ガーナ代表
矢島慎也(前半11分)
矢島慎也(前半15分)
富樫敬真(前半30分)
得点者  
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試合前、熊本地震で被災された方へ向け黙とうが行われた

被災した人々に勝利を

リオオリンピックへ向けた強化試合と、九州、熊本震災復興支援チャリティマッチとしても開催されたガーナ代表(国内組のみながらA代表メンバー)との試合。「熊本地震で被災した人々に勝利を届けたいと挑んだ試合で、最初からエンジンフル回転で行こうと伝えた。前半のうちに3点を仕留めたのが彼らの覚悟だったと思います」。試合後の会見で語った手倉森誠監督の言葉どおり、日本は立ち上がりから一気に試合を決めた。

岡山でも好調の矢島慎也が11分に「インカーブシュート」。15分には「コンパクトボレー」で連続ゴールを決める。さらに、30分にはこの試合がこの世代で初出場となるFWの富樫敬真が「チップシュート」でゴール。わかりやすい結果を残してメンバー入りへ猛アピールした。

オリンピックへの18人の枠にはたくさんの候補選手がいる中で「自分で首を絞めているようだ」と、手倉森監督も新戦力の活躍にうれしい悲鳴をあげた。特に前半目についたのは矢島や大島僚太などパスの精度が高い選手が、いい状態でボールを持ったときの前への連動性の高さ。味方を追い越す動きや相手の裏への飛びだしから、何度もチャンスを作りだした。片方のサイドにガーナを寄せて、左右に振る展開が続き、矢島の2点目はまさに狙いどおりの見事な流れだったといえる。

後半スタートから3選手を交代させて、ややバランスを崩してしまったこともあり追加点とはならなかったが、メンバー入りへの生き残りをかけた戦いは激しさを増してきた。U-23日本代表の次の活動は、5月18日(水)からフランスで行われるトゥーロン国際大会。手倉森監督は「今回のメンバーから半分は変えたい」というように、ギリギリまでメンバー選考に悩むようだ。

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ガーナ代表がアップ前に「GANBATTE KUMAMOTO」とメッセージを掲げた
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矢島慎也への信頼度が高く、ボールを持つと周りの連動性が上がる
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横浜FMでも出場機会が増えている富樫敬真が、ガーナ選手の身体能力にも負けない強さを見せ、1ゴール
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