国際親善試合 キリンチャレンジカップ
日本代表-イラク代表 マッチレポート

2015年06月12日

粂田孝明(本誌)取材・文

15年6月11日(木)19:03キックオフ
神奈川県・日産スタジアム/観客63、877人/試合時間90分
日本代表
4 3-0
1-0
0
イラク代表
本田圭佑(前半5分)
槙野智章(前半9分)
岡崎慎司(前半32分)
原口元気(後半39分)
得点者  

シュート数20対3という数字が示すように、試合は日本がほぼ主導権を握る形で終わった。前半5分の本田の得点を皮きりに、9分に槙野、32分に岡崎が加点。その後もドリブルとパスを織り交ぜた、スピーディーな攻撃を繰り返し、後半には原口が追加点を決め、4-0で日本が圧勝。5日後に迎えるロシアワールドカップアジア2次予選に向け、最高の結果を残した。

ピックアッププレー

タイミングを外して逆サイドへ
原口の技術の高さを証明した代表初ゴール

今回ピックアップしたのは、代表初ゴールを決めた原口元気の得点シーン。

後半21分に香川真司と交代出場した原口は、香川が入っていたトップ下にそのまま入ってプレーしていた。ただ決してトップ下がフィットしていたわけではない。「真ん中は自信がない」というように、パスミスや判断ミスが目立つなど、機能的な動きができていなかった。「サイドと真ん中では見える景色が違う」と試合後は肩を落として反省しきりだったが、後半39分の得点は、その自信のなさを感じさせないシャープな動きだった。

DFラインの裏に柴崎岳が送り込んだロビングパスをDFがヘッド。辛うじてボールに触ったクリアのため、ボールはすぐ手前に落ちた。そこに走り込んだのが原口だった。原口は「目の前の敵をかわせばいける」と瞬時に判断し、右斜め前にドリブル。スピードで一気に振り切ると、あとはGKのみとなった。ゴール右側へのドリブルだったため、シュートを打つならゴール右隅のほうが狙いやすかったが、体をひねってファーサイドへ。決して球速は速くなかったが、GKのタイミングを外し、ファーサイドネットに転がった。ドリブルコース、スピード、シュートとも原口の技術の高さを証明するゴールだった。

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