明治安田生命J1リーグ 第2節
名古屋グランパスーサンフレッチェ広島

2015年03月09日

松岡健三郎(本誌)取材・文・写真

2016年3月6日(日)15:00キックオフ
愛知県・豊田スタジアム/観客27,061人/試合時間90分
名古屋
1 1-1
0-0
1
広島
シモビッチ(17分) 得点者 佐藤寿人(43分)

佐藤寿人Jリーグ新記録達成!

名古屋はホーム開幕戦、小倉隆史新監督にとっても大事な一戦。その相手は王者・広島。ACL明けの試合には苦戦しているが、主導権を握ったのは広島。名古屋がハーフまで引いて自陣で守りを固め、カウンター狙いで臨んだ。その起点となったのは湘南から新加入の古林将太だった。立ち上がり広島に何度もチャンスを作られながらも、古林が湘南で培ったカウンター力を発揮した。本来のサイドバックではなく、サイドハーフとして起用され、切り替えの早さを見せた。広島がカウンターの仕掛けのパスをミスしてしまいそのボールが右サイドの古林の下に。前がかりになった広島DFラインの裏を狙い、ここしかないという、DFとGKの間へグランダーのロングボールを通す。ファーサイドで待っていた、こちらも新加入のシモビッチが2試合連続となくゴールで先制。〝おぐランパス”の幸先いいゴールとなった。

その後はこう着状態となり、このまま前半が終わるかに思われた43分、歴史が塗り替えられた。柴崎晃誠のシュートがよけたはずの佐藤寿人に当たり、広島が同点に追いつく。

場内アナウンスでは「柴崎」の名前が呼ばれたが、佐藤は「オレ、オレ」と自分を指さし新記録をアピール。(のちに公式記録が修正された)Jリーグ通算「158ゴール」となり、新記録達成となるゴールを珍しい形で決めた。

後半は永井謙佑と途中出場の浅野拓磨のカウンター合戦となり、スタジアムは盛り上がったが、ゴールネットが揺れることはなかった。試合後の会見で、森保一監督と小倉監督ともに「悪くない結果」と第2節らしいコメントを残した。

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ボールをよけたら佐藤寿人に当たり、Jリーグ新記録となる「158ゴール」で
広島が同点に追いついた
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新加入の古林将太の右足から繰り出すカウンターのパスは名古屋の新しい武器となる
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2試合連続のゴールを決めたシモビッチ。試合終盤には
難しい体勢からゴールを狙うなど、身体能力の高さも見せた
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ホーム初戦となった小倉隆史新監督。
王者相手に勝ち点1は「悪くない」。喜怒哀楽は選手当時と変わらず
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