2015Jリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第1戦
FC東京-鹿島アントラーズ

2015年09月03日

粂田孝明(本誌)取材・文

15年9月2日(水)/19:04キックオフ
東京都・味の素スタジアム/観客10,443人/試合時間90分
FC東京
2 1-1
1-1
2
鹿島アントラーズ
河野広貴(前半15分)
中島翔哉(後半43分)
得点者 赤﨑秀平(前半43分)
遠藤康(後半16分)

前半はお互い慎重な立ち上がりで、中盤でのパスミスが目立つ展開。そんな中で先制したのがFC東京だった。太田宏介からの左クロスを、河野広貴がヘディングで流し込んでリードを奪う。しかし前半終了間際に鹿島の赤﨑秀平に決められると、後半16分には逆転ゴールを許し1-2に。そこからFC東京は立て続けに攻撃的な交代カードを切ると、試合は乱打戦となる。そして後半残りわずかのところで、中島翔哉が同点ゴールを決め、ホームのFC東京が何とか引き分けに持ち込んだ。

ピックアッププレー

インカーブシュートじゃなく、
ニアにズドン!

今回は鹿島の逆転ゴール、遠藤康のドリブルシュートをピックアップ。左足でのドリブルシュートが得意の遠藤は、これまで何度も右から中へ切りこんで、カーブをかけてファーサイドに決めている。インフロントでボールをこすることで、シュートがゴールの外から中に入ってくる軌道となり、GKにとっては非常に対応しづらいシュートだ。

後半16分の得点シーンで遠藤は、インカーブシュートを狙える位置でボールを受けている。右斜め45度の位置。これは絶対にファーサイドを狙うはずだと誰しも思ったが、遠藤はその裏をかいた。「相手に読まれてきているので、ニアに強いシュートを打とう」。コンパクトな振りから左足インステップでミートすると、ニアに一直線。「とりあえず枠に入ってくれ」と念じたシュートは、ゴール右ポストを直撃し、ゴールネットが揺れた。「あんなにきれいに入るとは思わなかった」と自画自賛した美しいゴールだった。試合後、敵将のフィッカデンティ監督も「遠藤のゴールは素晴らしかった」と称賛したほどの一撃だった。

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