2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第9節
川崎フロンターレ-鹿島アントラーズ

2015年09月01日

川原宏樹(本誌) 取材・文

15年8月29日(土)/19:03キックオフ
神奈川県・等々力陸上競技場/観客22,632人/試合時間90分
川崎フロンターレ
1 0-0
1-3
3
鹿島アントラーズ
エウシーニョ
(後半39分)
得点者 カイオ
(後半6分)
金崎夢生
(後半13分)
赤﨑秀平
(後半45+3分)

引き分けを挟んで4試合も勝利から遠ざかる川崎が、5連勝中で2ndステージの首位に立つ鹿島を迎えて行われた一戦。「非常に入りはよかったです」と川崎の風間八宏監督が語ったように、試合序盤は川崎が右サイドから攻撃の形をつくり攻め込んでいたように見えた。対して鹿島の石井正忠監督は「前半の中盤くらいから(練習してきた守備が)できてきて、うまく自分たちの形で守備をできるようになった」と振り返ったように、鹿島は失点を許さず自分たちのペースで試合を折り返した。

後半早々にスコアが動き、カイオ、金崎夢生が立て続けに得点を挙げた。先制した鹿島はさらに守備の意識を高め川崎を追いこんでいった。後半39分には、ワンツーで中央を破られエウシーニョにゴールを許したが、アディショナルタイムに赤﨑秀平がダメ押し点を入れて川崎に完勝。6連勝で2ndステージ首位の座を死守した。

ピックアッププレー

敵のウイークポイントをついた右サイドからの攻撃

カイオ、金崎夢生が挙げた鹿島の2得点は、いずれも右サイドからの攻撃が起点となった。「後半は点を取りに行こう」と選手に伝えたという鹿島の石井正忠監督は、「今回に関しては、フロンターレの左サイドの選手の守備が少し緩いかなと感じていたので、そっちから攻めようといった」と試合後に明かしたように、後半になりサイドバックの位置を高く上げた。特に右サイドでは、MF遠藤康を中央よりに寄せて、右の空いたスペースにSB西大伍を上げ大きなサイドチェンジから川崎DFラインの裏を狙わせた。川崎はマークする相手とカバーすべきゾーンの狭間でポジションを混乱させられ守備が崩壊した。試合を決定づけた後半早々の2得点は、いずれも中央へ絞ったポジショニングをした遠藤の位置を経由して生まれた。

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2点目は遠藤から金崎へのパスから生まれた
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