2018FIFAワールドカップロシア 足ワザマッチレポート
準々決勝 フランス-ウルグアイ

2018年07月07日

ストライカーDX編集部 構成

18年7月6日 17:00 ニジニ・ノブゴロド
フランス
2 1-0
1-0
0
ウルグアイ
バラン(前半41分)
グリーズマン(後半17分)
得点者  

堅守でルイス・スアレスをシャットアウト
フランスが完封勝利でベスト4 

5バックと中盤の4人で2ラインを引いてスペースを与えず、そしてサポーターのフランスの堅守が目立ったゲーム。お互いに多くの決定機を作れない中、フランスが41分に右FKからバランがヘッドで決めて先制。直後にウルグアイも中央のFKがゴール前に送られたところを、カセレスのヘッドがゴール左下をとらえたが、フランスGKロリスがスーパーセーブを見せて、明暗分かれた。
フランスは後半17分に、グリーズマンのブレ球ミドルシュートが、ウルグアイGKムスレラのセーブミスを誘って2点目。ウルグアイはケガのカバーニ欠場が響いたか、その後攻撃的な選手を入れていくも、ルイス・スアレスがシュートを打てず、終了。フランスが完封勝利で準決勝へ進んだ。

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キック精度と、マーク外しが成功させた
フランスの「忍者シュート」

フランスの先制点のシーンは、右サイドからのFKだった。ウルグアイは壁を2枚立てて、ゴール前は守備陣が横並びになり、オフサイドでフランスをけん制する体勢だった。
フランスのキッカーはグリーズマン。彼はこの試合ほかの場面でも何度かやっていたが、助走しかけて止まり、もう一度素早く助走しなおして蹴るというキックをしている。ウルグアイのオフサイドトラップをけん制する意味もあるし、一瞬の間を作ることで、ゴール前のフランス選手たちがマークを外しやすくなる効果もあるだろう。
グリーズマンのキックは、ニアサイドにいわゆる「ストーン(石)」と呼ばれる、来たボールを跳ね返す役割だったウルグアイのストゥアーニの前へ。ストゥアーニはヘディングでクリアしようとしたが、その前に高速で飛び込んできてヘッドでボールに触り、ゴールファーサイドへ流し込んだのがバランだった。
ストゥアーニにはバランの動きは見えていない。しかも、ボールがちょうど頭の少し上の高さに飛んできたので、その場でジャンプヘッドしようと考えたはずだ。ここで動かないストゥアーニに対して、大きくニアサイドへ動くことでマークを外すことに成功したバランが、ストゥアーニの死角から前に入ることに成功したのだった。
絶妙なコースに絶妙な高さのボールを入れたグリーズマンのキックの精度と、バランの横方向への大きな動きが実った、貴重な決勝ゴール。
このように、自分の真正面に来たボールを思わずその場で止まってクリアしようとするDFの、死角から前に入り込みシュートを決めるプレーを、ストライカーDXでは「忍者シュート」と呼んでいる。

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