2018FIFAワールドカップロシア 足ワザマッチレポート
決勝トーナメント1回戦 フランス-アルゼンチン

2018年07月02日

松岡健三郎 本誌 写真・文

18年6月30日 17:00 カザン
フランス
4 1-1
3-2
3
アルゼンチン
グリーズマン(前半13分)
パバール(後半12分)
ムバッペ(後半19分)
ムバッペ(後半23分)
得点者 ディ・マリア(前半41分)
メルカド(後半3分)
アグエロ(後半45分+3)

打ち合いを制したのはフランス
至宝・ムバッペの2ゴール

前半10分、ムバッペが約60メートルの独走ドリブルからPKを獲得して、これをグリーズマンがきっちり決めてフランスが先制する。
アルゼンチンもディ・マリアがインサイドで見事な「無回転ミドル」をさく裂させ、同点にして前半を終える。
その勢いのまま、アルゼンチンは後半、メッシのシュートをメルカドがコースを変えて逆転。多くのサポーターが盛り上がり、このままアルゼンチンペースで進むかと思われた。
しかし、フランスも負けじと右サイドバックのパバールがスーパーがつくほどの「スライスボレー」で同点。
畳みかけるようにフランスの若き背番号「10」ムバッペが19分、23分とゴールラッシュ! これで2点差。アルゼンチンはアディショナルタイムにメッシのクロスからアグエロが決めるも、時すでに遅し。
4-3で打ち合いを制したフランスが駒を進めた。アルゼンチンの背番号「10」はこれで姿を消し、19歳ムバッペという新時代の幕開けを感じさせた。

img
写真:Matsuoka Kenzaburo

圧巻の60メートル独走ドリブル

試合を動かした前半10分のプレー。ムバッペが自陣ペナルティーエリアの外でボールを持つと約60メートルを独走。
圧巻のスピードで相手ゴールへ突き進む。ボールを持っているのにも関わらず誰も追いつかないスピードで運ぶ。
最後はロホと1対1となるが、そこもスピードに乗ったまま、ボールを大きめに持ち出し、先に体をぶつけてロホの前に入る。
後ろから足がひっかかりPKとなった。
60メートル走ってもなお、スピードアップできて、デュエルでも負けない体の強さ。
これでロホがイエローカードをもらい、後半スタートから退場を恐れて交代を余儀なくされた。
交代で出たファシオはスピードより強さのセンターバック。ムバッペ対策でスピードあるロホを中央に使ったが、後半いなくなり、アルゼンチンはフランスのカウンターを防ぐことができなかった。

ムバッペの足ワザほか、ワールドカップスターのテクニックを一気に学べる!

ストライカーDX2018年夏号
(C)Gakken Plus Co.,Ltd.
ページトップへ